ビリーのデジタルブック 6/13にリリース決定!

ビリーが桜美林大学 山口ハカセに聞いてみた。

ビリー
先生、スキンシップをすると、した人もされた人も脳内に分泌されるオキシトシンについて教えて下さい
山口ハカセ
オキシトシンには、大きく二つの効果があります。
女性ホルモンの一種として、クイックバースとして女性の陣痛を促進させる効果があり、もう一つは、きずなや愛情を生む効果があります。
そのオキシトシンを一番分泌するのは、スキンシップをすることだというのは研究の結果からも明らかになっています。
ビリー
先生、小さいときにスキンシップを取ることで中学校でも一緒にお風呂に入る仲良し親子が増えているって聞きました。スキンシップがどんな影響を与えているのか教えて下さい
山口ハカセ
スキンシップというのは、オキシトシンの働きで人と人の距離を近くする役割があります。やはりスキンシップを定期的にとっている親子は、距離感がとても近いので、なんでも相談できる関係が築け、その結果中学生になっても一緒にお風呂に入るような親子関係が築けたのだと思われます。また小さいときにいっぱいスキンシップをして、オキシトシンを出してやると、脳に一生のあいだ良い効果を与えることができます
ビリー
先生、父子でする「おんぶ」や母子でする「抱っこ」のスキンシップの違いについても、どんな影響を子どもへ与えるのか教えてください
山口ハカセ
母親の代表的なスキンシップである抱っこは、顔を向き合ったスキンシップであるので、子どもへ安心感を与え、情緒を安定させる役割があります。一方デメリットとしては、母子のカプセル状態になってしまい外部に対して排他的になってしまう傾向があります。そこで父親の代表的なスキンシップであるおんぶは、同じ目線で見ることにより子どもへ社会性をつける役割があります
ビリー
先生、スキンシップをすると学業にもいい影響があると聞いたんですが、どんな効果があるのか教えてください
山口ハカセ
オキシトシンの効果として、短期的な記憶力を高めるということが知られています。さらにスキンシップをすると前頭葉のドーパミンが分泌されることが知られており、ドーパミンはやる気にさせる効果と集中力が高まる効果が知られているので、そのことが学業へ良い影響を与えていると考えられます
ビリー
先生、継続的に子どもとスキンシップを取る事が重要だと聞きました。
子どもが大きくなったらどんな形でスキンシップを取れば良いのか教えて下さい
山口ハカセ
人は一生スキンシップが必要だといわれております。大人になってからも親しい人とのスキンシップが必要といわれており、小さいときの密着型のスキンシップから、幼稚園になると手をつなぐ、背中をさするなどのスキンシップに変わっていきます。
中学生になるとスキンシップが全くなくなってしまう親子が多く、ワンポイント型のスキンシップを継続的にしていくことがとても重要です。またマッサージなどのスキンシップも効果的であり、これは子どもにやるのではなく、子どもにしてもらうこともとても効果的です
ビリー
先生、パパやママがどんな事を意識しながら子どもとスキンシップを取れば良いのか教えてください
山口ハカセ
子どもにやってあげるのではなく、スキンシップをすると親にとっても癒される効果があります。親の方もスキンシップをすることを楽しむことが重要です

プロフィール

山口 創 ヤマグチ ハジメ
所属学系 心理・教育学系
教育組織 リベラルアーツ学群
心理学研究科 健康心理学専攻(修士課程)
職位 専任准教授

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